Written by 葬儀屋さん1年生 freshman
葬儀屋さん1年生、
葬祭業のことは右も左も分からない新人ですが、
そんな素人が葬儀屋さんで日々勉強した事や
葬儀屋さんでの日常を書いています。
Written by 葬儀屋さん1年生 freshman
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梅雨のすっきりしないお天気に加えて
真夏のように気温が上がり始めた今日この頃。
屋内でも決して無理はせず、
冷房を使いながら水分を摂って
熱中症に気を付けながら過ごしてくださいね!
こんにちは、SKKの新人Mです!
SKKに出社するだけで汗が滲むような毎日。
まだ梅雨明け宣言されていないのに
今年も真夏に突入したなーという感じですね。
さてさて、今回は「香典返し」についてのお話です!
お通夜やお葬式に参列した際にお渡しするお香典。
そのお返しにいただくのが「香典返し」。
お礼の気持ちとはいえ、香典返しの品物選びにもマナーがあり、
なんとなくセンスも問われますよね?
当日お配りする返礼品とは違い、
お葬式が終わってひと段落して改めて贈る香典返しは
より選ぶのも難しくなるのではないでしょうか?
<香典返し選びのマナー>
香典返しはまず金額を意識する方も多いと思いますが、
相場に見合う金額の品物でも、
香典返しに向かないものもあります。
品物を選ぶ際には以下のポイントを意識しましょう!
◆「消え物」を選ぶ
"不祝儀を後に残さない" という意味合いから、
食べ物や消耗品などの消え物が定番です。
◆"縁起物" は避ける
お祝い事をイメージする、お酒や鰹節などは避けましょう。
◆"四つ足生臭もの" は避ける
加工品などの状態にもよりますが、"殺生" を連想させるような
お肉やお魚はタブーとされています。
<香典返しの相場>
結婚式のご祝儀や、お祝いの品のお返しもそうですが、
基本は1/3~半返しです。
ただ、故人様やご家族への思いから高額のお香典を贈られる方も居ます。
特にご年配の方は、お香典で相場より高額を包む方も多く、
そういう場合にはて1/3程度までで相場に見合うものを返しましょう。
<香典返しの "のしマナー">
香典返しを贈る際、「のし紙」を付けます。
のし紙の水引は結び直しができない「結び切り」を選びましょう。
(最近は印刷されたのし紙が一般的です)
表書きは、四十九日より前は薄墨、
それ以後は濃墨を使い、
添えるお礼状の文字色も合わせましょう。
水引の上は "心ばかりのお返し" を意味する
「志」が一般的です。
(地域や宗教を問わずに使えます)
贈り主の名前の書き方は、喪主の姓のみか、
喪主の姓に「家」を付けるのが一般的です。
また、喪主と故人の姓が異なる際は、
故人の姓に「家」を添えるのがマナーです。
※のし紙の書き方や水切りの種類は、地域性や宗教によっても変わるので、
よく調べてから準備しましょう。
<オススメの香典返し【食品】>
・海苔やお茶
定番で人気のアイテムです。
お葬式当日の返礼品としても人気です。
・お米
誰に対しても喜ばれ、香典返しの定番です。
数種類おセットにするなど、料金の幅も広く用意できます。
・佃煮
魚が原材料のためNGそうですが、
加工されているので問題ありません。
種類も豊富でセットにするのも喜ばれます。
・調味料
種類も豊富な調味料ですが、塩や醬油、みりんなど
シンプルで定番なものが人気です。
・お菓子
価格帯も沢山あり、種類も豊富で気軽に贈れます。
日持ちをするものを意識して選びましょう。
・ドリップコーヒー
最近では茶器が無いご家庭も多いので、
お茶に代わってドリップコーヒーが手軽で人気です。
数種類のセットにしたり、お菓子とセットにする
などバリエーションも豊富に用意できます。
<オススメの香典返し【食品以外】>
・カタログギフト
最近はギフトやお返しとして定番になってきました。
お相手側で好きなものが選べ、手間も省けます。
・石鹸や洗剤
「不祝儀を洗い流す」という意味合いから、香典返しの定番です。
あまり香りが強くないものが良いとされていますが、
最近ではオーガニックの物など種類も豊富になっています。
・タオルセット
「悲しみを包み込む、不幸を拭う」という意味合いで、
昔から人気があります。
肌触りの良いものを選ぶようにしましょう。
最近では、コンパクトな家族葬も増え、
お香典を辞退する方も増えていると聞きますが、
それでも昔ながらの伝統風習が色濃い葬儀。
お香典をいただく機会はありますよね。
現在では昔より品物のバリエーションも増え、
気の利いたセット販売の用意も多くなってきて、
ネットで選べるのも便利ですね。
故人様に思いを寄せていただいたお返しの品、
お相手を主ながら丁寧に選びたいですね!
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