Written by 葬儀屋さん1年生 freshman
葬儀屋さん1年生、
葬祭業のことは右も左も分からない新人ですが、
そんな素人が葬儀屋さんで日々勉強した事や
葬儀屋さんでの日常を書いています。
Written by 葬儀屋さん1年生 freshman
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一段と寒さが増して
朝布団から出るのが辛くなってきた今日この頃。
皆さま体調を崩したりしていないでしょうか?
こんにちは、SKKフューネラルサービスの新人Mです。
そういうわたしは保育園児の息子から風邪を貰いました。。
なかなか体調管理の難しい時期ですね。
さてさて、本日は
担当者に聞いてみましたシリーズの4回目!
今回は以前行った、社内アンケートの
Q 現在思い描くエンディングノートは?
の回答で、"火葬式のみ希望"の次に多かったこちらの話。
「逝去した後は自宅に帰りたい!」
ご逝去直後、お葬式までの間の安置場所、
ご自宅に帰りたいという希望が多かったです。
弊社ホールは安置所も完備しておりますが、やはり本音は
自身の家族の元で、一緒に過ごしたい
という事でしょうか。
ただ、この"ご自宅安置"には、いろいろと
クリアしなければいけないハードルがあります。
〇 お棺に納棺してのご安置は、お家に入らない可能性がある
お棺は大きさも大きく長く、また
縦にしたり斜めにしたりすることはできません。
安置するお部屋の大きさだけではなく、
マンションなどでは運ぶ経路も通れない可能性があります。
経路や間口の大きさ、曲がり角などの奥行、
エレベーターや階段の広さなど、
お部屋以外が通れるか確認が必要なのです。
〇 納棺せずお布団でお休みになる場合、
多くのドライアイスが必要で、危険を伴うことも。
お棺に納棺せずご安置する際、密閉できないので
季節によってはより多くのドライアイスが必要になります。
ドライアイスの追加料金がかかってきたり、
また、ドライアイスが充満することで危険なこともあります。
ここ数年の事例で、
お布団でお休みの故人様と一晩添い寝をされたご家族が
そのまま亡くなってしまうという悲しい事故もありました。
ドライアイスは二酸化炭素が発生し、
低い場所に滞留して高濃度になる危険性があります。
ご自宅にご安置できない場合は、
セレモニーホールなどでご安置しましょう。
その際は、ご面会の事などをしっかり確認しておくといいです。
弊社のホールにも、安置所を併設しております。
何度でもご面会していただけるので、
代わる代わる頻繁にご面会に来られるご家族様もいらっしゃいます。
詳しくはこちら
サルビアホール
メモリアルハウス中野
メモリアルハウス多摩
ご逝去後にどこで休みたいのか、
家族と話し合っておいたり、
エンディングノートを活用して書き残しておくのも有効ですね。
ご自身の思いをご家族に伝えてみてはいかがでしょうか?