蝉の合唱も薄くなりはじめ、

秋の気配が強まってきた今日この頃。

皆さまいかがお過ごしでしょうか？

こんにちは、ＳＫＫフューネラルサービスの新人Ｍです！

通勤時の服装に迷い始めました。。皆さまはどうでしょう？

季節の変わり目、

秋の味覚を楽しみつつ、体調に気を付けていきましょう！

さてさて、今回は葬儀担当者に聞いた

実際にあった 噓みたいな本当のお話！

新人ながら、聞いているだけでハラハラしたこのお話。

でも大切な家族を亡くしてショックの中だと

案外起こりうることなのでしょうか…？

とある夏のご葬儀のこと。

宗教者なしで独協などは無いお別れの会で、ご焼香まで粛々と進み

残すはご火葬に向けて１時間ほどの自由時間…次は火葬場で再集合！

というタイミングまで来たとき、

喪主様が慌てたご様子で担当者（ベテラン）の元へ…

「火葬できません！！」 と喪主様、

ベテラン担当者も突然のお話に顔面蒼白！

とにかくお話を伺うと、なんと

故人様のお姉様に葬儀の時間を伝え忘れた との事！！

お日にちを伝えて、その後決まった時間を伝える事なく当日を迎え、

そして会場に居ない事にも気づいていなかったところに

いまご本人から問い合わせが入ったそうです…。

しかも、そのお姉様がいらっしゃるのは 車で１時間半の遠方！！

ご火葬まで１時間、間に合う訳がありません…

担当者は慌てて火葬場に説明し、他の火葬場の空き状況を確認。

奇跡的に当日の最後の時間が空いている火葬炉を発見し、

たまたま系列の火葬場だったのでスムーズに話が進み、

何とか変更手続きをして火葬場を予約することはできました。

喪主様は、日程変更せず当日にご火葬したいとのご希望。

火葬場は変更できても、残り時間２時間強のご火葬に

準備をして間に合うのかはもう祈るしかありません！

ご家族以外の参列者の皆様には事情を説明してご帰宅いただき、

変更先の火葬場でハラハラしながら待つご家族様と担当者。

火葬場の火葬時間は絶対に遅れることはできません。

…もう火葬時間！間に合わなかった…

と思った時、ご親族の車が滑り込みっ！！

息つく間もなくご親族様を会場にご案内し、

１分遅れで無事に揃っておおみおくりができました！！

蓋を開けてみれば、

揃っていなかったご親族様は総勢５名も！

ご家族の誰かが連絡しているだろうと皆が思って

誰も連絡していなかったそうです(^^;

呼ばれていなかったご親族様側も、

当日のお昼過ぎまで確認の連絡しないものでしょうか？(^^;

その後の親戚付き合いがどうなったのか…

この夏１番のこわい話だったと

社内で当時噂になっていたそうですが。。

大切な家族が亡くなってショックと不安でバタバタしていると

そんな嘘みたいなハプニングも起こりうるのでしょうか。

こういう時の為にも、連絡先リストや やることリストなど

エンディングノートで事前に準備しておくと良いのかもしれないですね。

とにかく間に合って、揃っておみおくりができて良かった！！

担当者に聞いた“嘘みたいな本当の話”でした。