マナー・作法
お墓参りの作法

皆さまお盆休みは楽しく過ごされましたでしょうか?

こんにちは、SKKの新人Mです!

台風が来たり猛暑が続いたりと天候も慌ただしかったお盆ですが

今年はコロナ禍になって以来、

里帰りやレジャーを楽しんだ方が多かったと聞きます。

感染症対策には気を付けつつ、人生を楽しみたいですよね!!

 

 

お盆休みは楽しみつつも、お盆の本来の意味、

1年に1度、ご先祖様をお迎えする

という事もやはりお盆の行事の1つですよね。

皆さま、お墓参りは行かれましたか?

一般的には、ご先祖様の霊が帰ってくるお盆の入りの日

お迎えの意味を込めてお参りするそうです。

今回は、そんな お墓参りの作法 をお伝えしようと思います。

 

 

<お墓参りの時期>

基本的に、お墓参りの時期や頻度に決まりはなく、

お墓が近ければお散歩がてら毎日のようにお墓参りをする人もいます。

でもお墓が近くにある方も多くはないので、

お彼岸やお盆、故人様の命日にお墓参りをされる方が一般的です。

お彼岸やお盆のタイミングでお墓参りに行けない場合は、

前倒しでお参りを済ませると良いとされています。

 

 

<お墓参りで準備するもの>

●掃除用具

 久しぶりのお墓参りであれば必要になります。

 毛の柔らかいブラシやスポンジ、タオル類、ゴミ袋など

●お供え物

 お線香、生花、お菓子や飲み物、半紙(お供え物を置くため)

 ロウソク(ロウソク立てがある場合)

●お参りの道具

 数珠、お線香に火をつけられるもの、花ばさみ(あると便利)

お掃除や草むしりなどを入念に行う場合は、

軍手などを持参した方が良いかもしれません。

 

 

<基本的なお墓参りの流れ>

〇 寺院墓地であれば、まずは手を洗い清めます。

  菩提寺があれば、本堂にお参りをします。

  ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

〇 お隣にお墓がある場合は、先にお隣にお参りします。

  ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

〇 お墓の掃除をします。

  周辺の落ち葉や草むしりをし、墓石の掃除をします。

  墓石周りの水鉢や花立なども掃除します。

  ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

〇 お花を飾り、お供え物をします。

  ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

〇 お線香をお供えし、合掌します。

  故人様と縁が深い方から線香受けにお供えし、合掌します。

  この際、お線香の日を吹き消すのはタブーです。

  手で仰ぐなどして火を消しましょう。

  また、基本的にはしゃがんで合掌します。

  ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

〇 片づけをしてから帰ります。

  衛生上の観点から、お供え物は持ち帰ります。

 

 

以上がお墓参りの基本的な流れ、作法です。

マナーは大事ですが、やはり故人様への気持ちが大事。

お供え物やお花など、故人様が好きだったものを飾ったり

タイミングも落ち着いてお参りできる日が良いですね。

 

 

 

最近は手元供養散骨も増えてきて、

お墓を持たない方も増えてきているようです。

大切なのは、故人様を思い感謝しご供養すること

形にとらわれず、故人様を大切にして行きたいですね。

Written by 葬儀屋さんの奥さん 

葬儀屋さんに長年勤務する夫を持つ主婦が書くブログです。 主人は普段仕事の話を全くしないので… 私もお葬式関係の事など勉強しながら書いています。

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